ありがとうG20!

2009/09/26

今週はピッツバーグでG20が開催されていたため、道路の閉鎖等により木曜日の授業がなくなり(めちゃくちゃ感謝)、ちょっと時間に余裕ができたので授業以外にも色々楽しむことができました。

①ビルゲイツ来校
ビルゲイツの財団がCMUのコンピューターサイエンス学部の校舎を建てるために莫大な寄付をしてくれていて、その校舎完成のお祝いで来校してくれました。(つまりG20とはあまり関係ないです)
でも話の内容は「コンピューターはエネルギー、マラリア、教育等様々な分野に関係している。そのコンピューターサイエンスの発展にCMUはとても貢献している。今の生徒達、今後の生徒達がさらに貢献してくれることが楽しみ」みたいな無難な感じでした。
ビルゲイツの話自体より、冒頭で流れたビデオにちょっと感動。



CMUってこんなに昔からコンピューターサイエンスやってる、歴史ある学校なんだなぁと思わさせられました。

②エリック・シュミット講演
GoogleのCEOです。
話の内容は「情報の量がどんどん増えていて、増えるスピードもどんどん加速している。その情報を使ってイノベーションが起きる。人がリアルタイムで情報を得られるから、新しい情報分析や統計や見積もりができるようになってきている(イノベーションが起きやすい)。情報を全ての人が最大限利用できるためには情報の透過性(オープンであること)が大事。」
まぁそんな感じでGoogleのやっていることと方向性も一致しているお話でした。
印象に残ったのは「イノベーションを起こそうと思って最初からイノベーションを目指してはいけない。メッシーな現場でクリエイティブな人たちが集まって議論しているところにイノベーションが起きるんだ」という話。
ビルゲイツよりインスパイアリングなお話でした。
やっぱりビルゲイツは引退しちゃったんだなぁ…と思いました。

③鳩山さん投球
G20でピッツバーグに来ていた鳩山さんがピッツバーグパイレーツ(地元野球球団)の始球式で投球するということで、日本人仲間で応援(?)に行きました。
友達は何とNHKニュースで放映されてました(笑)
こちら
「鳩山さーん」と叫んだら気付いて手を振り返してくれたりして、俄か鳩山さん支持者になりました。
日本にいたらそんなこともなかっただろうなぁ。
良いタイミングでピッツバーグにいたものだと思います。





NASAのソフトウェア開発

2009/09/19

チームメイトのNASA出身の女の子から聞いた話で、へぇ~と思ったので。

「NASAのプロセスはすごくリスクドリブン。
まず考えうる限りのリスクを洗い出して優先順位付けする。
本当は全ての個所を二重化・三重化して作っておくのがベストだけど、それに掛かる時間とコストを考えると非現実的なので、じゃあどのリスクを優先して対策するか?という話になる。
特に一番大事なのは何が何でもクルーを地球に返すこと。
その部分の制御に関しては、まずスペースシャトル自体のハンドル操作があり、それがトラブった場合は地上から遠隔操作になり、それもトラブったらスペースシャトルの(地上同様の)操作ソフトがあり、さらにそれもトラブったら…というふうにものすごく多重化されている。
本システム・各バックアップシステムの担当チームは決してお互いの開発内容を共有しない。
ソフトウェアはハードウェアと違って、バックアップに同じソフトウェアを積んでいても意味がないから(同じ個所で結局トラブることになる)、独自でそれぞれ開発するの。」

ライフクリティカルなソフトウェアの開発は桁が違うな…と本当に思いました。

ちなみにスペースシャトルの開発はソフト・ハードの繋がりが非常に強いんだそうです。
例えば「このソフトウェアを動かしたい」と思った時にプロセッサの能力が足りず積み増ししたいと思うと、全体の重量が変わってそれはスペースシャトルの操作(物理)に影響する。
なので、見積もり段階からソフトウェアがどれだけの行数になるか?どれぐらい条件分岐や繰り返し文が発生するか??そのためにどれぐらいのハードウェアが必要か???ということを見極めることが必要で、現状最大の課題なんだそうです。
企業の基幹システムとは全く観点が違ってて面白いですねぇ。

品質特性

2009/09/15

仕事をしていた頃からたまに耳にした言葉。
ソフトウェアの要件には「機能」と「品質」があり、それぞれ
機能…(例)このボタンを押すと会員登録できる、等の機能
品質…(例)このシステムはメンテナンスコストが低い、等の品質
を指す。

今日は最もお気に入りの授業「Management of Software Development」の授業でこの品質特性について学びました。
英語では品質特性のことを「...ility」とも言い、たとえば「Maintainability」「Reusability」「Reliability」などがありますが…、
最近の教授の一番のお気に入りは「Wowability」。
人々を「わーお!」と言わせるクールな特性のことを指すらしいです。
おおぉ、ちょっと面白い。若干ツボです。
この授業は秋学期不動の一位に輝きそうな予感。

風邪

2009/09/12

を引いてしまいました。
おそらく寒いのに薄着で寝ていたせいで…。
でもミーティングなので仕方なく学校へ。(悪化)

今日は夜インド人の友人宅でパーティーの予定でしたが、あえなくキャンセルさせてもらいました。
「スパイスは風邪に良いよ!」と言われたのですが、いやいやいや…

体が弱ってる日はフルーツでも買おうかと、帰り道に初めてソウルマート(韓国食材メインのスーパー)に立ち寄ってみました。
店に入った瞬間のキムチの香りがノスタルジーな気分にさせます。

小さいお店なのですが、端から順番に見ていくと…
キッコーマンの醤油を発見!
カドヤの胡麻油を発見!!
そしてなんとなんと、納豆を発見!!!
久しぶりにテンションが上がります。
手作りのナムルもキムチもあるし。
スパイスでもこういうスパイスなら食べる気になるよ~(T_T)!
しばらくこの店に通い詰めてしまいそう。

ということで戦利品です。(あ、フルーツ買ってない)
〆て22ドルですが、これが高いのか安いのかは何とも言えませんね。

Ignite Presentation

Ignite Presentationという、20枚のスライドを1枚15秒ずつ表示しながら5分間プレゼンテーションするという形式があります。
今日はMSEプログラムの上級生と新入生、家族も混じってIgnite形式で各国のカルチャーを紹介するというイベントがありました。
自由参加だけどほとんど全員が集まり、計20カ国がプレゼン!
色々国の違いがあるな~と感心しきりでした。

プレゼンの内容だけでなく、プレゼンそのものにも文化が現れていて面白かったです。
やっぱり特徴的なのはインドで、マイペースというか最初からルールを守る気がないというか何というか、ひたすら喋りまくって20分ほど費やしてしまってました。
本当に自己主張強い(笑)

ちなみに日本は四季に合わせてお祭りや花見等のイベントを紹介する形式にしました。
花火の紹介で自分の浴衣写真を載せたら案外ほめてもらえたため、ちょっと良い気になってます(^^)v


このイベントの準備で昨日は2時間使ってしまい、今日はイベントそのもので2時間半…
あぁ来週の課題が……
とか考えてしまうほど最近は忙しく過ごしてます(=_=)
いつになったらニューヨークに遊びに行けるんだろう。。

Chayaへゴー

2009/09/06

昨日、ピッツバーグに来て初めて日本料理屋に行きました。

http://www.chayausa.com/index.html

ピッツバーグではこの店とKIKU(?)というお店がおいしい、と聞いていたのですが、噂通りおいしかったです♪

17時開店で17時直前に行ったところ一番乗り。
ただし、その後開店までに別のアメリカ人カップルも現れ、開店後も続々とお客さんが集まり18時頃には満席状態。
なかなか人気があるんですねぇ。

メニューとしては枝豆や豆腐、まぐろのやまかけ等のおつまみが充実しており、さらに焼き魚や天婦羅・鍋まであるという贅沢っぷりなのですが…、
何とお酒がない!
BYOBなのです。(さらに追加料金がかかります)
こんな酒飲みっぽいラインナップで何故…!?
#どうやらペンシルバニアはお酒に厳しい州らしく、実際スーパーやコンビニでも全くお酒を売ってません。

ということで、我々は各々好きなお寿司やうどん等を頼みつつ、全員で揚げ豆腐・ハマチのカマ焼き・シシャモをシェアしました。
肝心の味ですが、普通にイケる!という感じです。
日本食がめちゃくちゃ恋しくなったら行きたいです。
次回はビール持参で。

それにしても店員さんも日本人・集まったメンバーも全員日本人で、自分がアメリカにいることを完全に忘れてました。
外に出て、通りがかりのアメリカ人が大声で英語を話しているのを聞いて我に返りました~。。









マードゥ

2009/09/03

英語をすごく聴き取れる・話せる日と、全くできず落ち込む日が交互に来る。
なぜなのかはよく分からないけど、本当に差が激しい。

昨日は全く駄目な日でした。
(昨日は睡眠時間たっぷり取ってたし、疲れたとか眠いとかが原因ではない気がするんだけど)
そういう日はディスカッションをしててもフラストレーションが溜まりまくります。
「この人たち昨日の授業聞いてたのか?」って思うような質問が飛び交ったり、議論があらぬ方向に逸れていったりしている時に、自分が頑張って話しても「・・・?」みたいな顔でスルーされると萎えます…。
まぁでも英語に関しては今すぐ何か手を打てるわけではないので、気にせず気長に頑張ろうとは思います。


昨日の英語ダメっぷりはすさまじく、ラウンジで会ったネイティブの生徒にすごい勢いで
「◎♪#▽$・・・マードゥ!?」(マードゥだけは聴き取れる)
と話しかけられ、何言ってるんだか分からず3回ぐらい聴き返したら、どうやらModelsの授業の調子はどう?と言いたかったらしい。
モデルズ(日本語カタカナ)=マードゥ(ネイティブ)
うーーーん…
いやいやイケてる日の私ならきっと聞き取れたはず…

こんな感じで日々四苦八苦しております(^^)
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