終わった~!

2009/12/11

長い長い秋学期がようやく終わりました。
今週は試験や最終レポート提出やプロジェクト発表会といった山場が立て込んでいて、非常に苦しい戦いだ…という感じでした。
ようやく何のプレッシャーもなく寝れる~
明日から宿題もタスクもないんだ~
信じられない!何すればいいの!?寝るしかない!!
という感じです。

1学期を通して思うことは、自分個人の勉強はどうにかなるとしても、グループワークやプロジェクトはそうはいかないということです。
一つ一つの議論で必ず意見が対立してディスカッションしている間にミーティング時間がものすごく長くなってしまい、時間のわりに結果が得られないことが多かったです。
日本ではこんなことなかったのに何でだろう?と考えてみると、

・個人特性
特に自分のグループは主張の強い人達が集まっているように感じます(もしかしたらアメリカ全体がそうなのかもしれませんが)。
自分の意見を中々曲げない。人の意見を聞かない。
日本人って、何か主張があってもここまで自分の主張にこだわる人達ってあまりみたことないなぁ~と思います。
どこかでお互いに譲り合うのが上手だと思う。

・ヒエラルキーがない
会社という組織で働くときは、最終的意思決定って自分の上司が行うものであり、その意思決定に自分の意図を反映すべく色々努力をするのだと思います。
そのうえで為された最終決定に対して文句を言う気にはなりません。
これに対し学校のプロジェクトって、チームの中にヒエラルキーがないので、意見が割れた時の意思決定って非常に難しいです。
特に両者の意見のどちらも正しい(だけどどちらかを選択することによってアウトプットが異なってくる)時に、お互いに引かないともう収集がつかない状態です。

ということで、大事なのはチームとして意思決定プロセスを「プロセス」として定義し、それを守ること。
例えば議論に突入して3分たって結論が出なかったらリーダーが決めるなり、コイントスして決めるなり、何でも良いので、とにかくそれをプロセスとして受け入れて、自分の意見が反映されなかった場合も嫌な顔をしない、雰囲気を乱さないという(当たり前のようですが守られていない)ルールを決めて全員で守る必要があるんじゃないかなと思ってます。


また、こういう環境なので自分の意見をチームの方針に反映させるのは非常に難しかったです。
英語がうまく話せないので、自分が「正しい」と思っていることでもうまく説明できず、さらに押しが強いアメリカ・インド勢からプレッシャーがかかる中で、知的な議論を行えるレベルにはまだ至っていないなというのが現状です。
(議論を理解することや、思ったことを意見として言うことはできますが、自分がゼロから議論を開始し筋道立てて説明して、合意を得るのは大変厳しい)




ということで、来学期の目標は
・意思決定プロセスを明確化してチームメンバー全員に守らせる
・自分が正しいと思っていることをゼロから分かりやすく説明できるようになること
・自分が理解できなかったことに対して、「何が分からないのか」を説明できるようになること(これまたムズイんです)

です!

ヨーロッパから帰ってきたらまた頑張ろ~。
今日は寝る~~!

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