やさしいシリーズ到着

2010/02/27

あと1週間で私はニューヨークにいるんだ~ と思って何とか耐えています。
ちょっとずつやることも先が見えてきました。
そんな中、ついにamazon.co.jpからもCとC++の本が届きました。
でも今忙しすぎて読めないので、これは春休み中に読みます。。。
















ついでに、こちらで愛用中のnanacoのマグとペンも激写。
日本を発つ前に、お客さんから頂きました。
あぁ… セブンに行って「ナナコでイコイコ♪」を聴きたい。

平成22年2月22日

2010/02/22

今日は私の誕生日です。
ぞろ目の誕生日、とても覚えてもらいやすいようで、日本の友達からも沢山メールもらって幸せです☆
みなさんありがとうございました(^-^)
それにしても平成22年って、先週土曜日に人に言われて初めて気付きました。
アメリカでは年号なんて関係ないですからね…(当たり前ですが)
こんな記念すべき年に日本にいなかったなんて、超悔やまれます。
次回2022年まで待つしかないなぁ~
でもその頃って40歳だ… ぞろ目で騒いでる場合じゃないわ… 引くわ……

そして今日はサプライズが。
午前中、チームメイトのローラと「打ち合わせ」という名目で学校で早めに待ち合わせして到着したら、なんとローラがケーキを焼いてきてくれていて、MSEプログラムの人達みんな集まってハッピーバースデーを歌ってくれました!
一瞬テンパりましたがとても嬉しかった~。
28歳、満喫します!

言葉と文化

2010/02/21

最近、言葉(英語)とその国(アメリカ)の文化ってすごく密接な関係があるんだな~と興味深かったことがあるので、ちょっと紹介。

先日、日本の上司とメールでこんなやりとりをしてました。

--- ここから ---

> > (どうでもいいですが、justifyって日本語訳すると「正当化する」ってなる
> > のですが、いまいちこの日本語訳がピンと来ないんですよね…
> > 確かに正当化なのですが、何か日本語で正当化って言うと「後ろめたい
> > のに無理やり正しいように振舞う、弁明する」みたいなニュアンスが
> > ありませんか?
> > 英語だと「正しいことを正しいと証明する/納得させる」みたいな
> > ニュアンスなんですよね。でもそれが当てはまる日本語がない。。)

> なるほどね。
> 日本って「正しいことは言わずもがなで証明する必要ないでしょ」
> っていう文化だからかもね。
> でも私自身も、ある歌の歌詞に「We satisfy our endless needs
> and justify our bloody deeds, in the name of destiny and the
> name of God 」とかあったのを覚えていたので、むしろ”正当化”
> というニュアンスで捉えてたなあ。

確かにこの歌詞だといわゆる日本語の「正当化」に近い感じがしますね。
でもやっぱり日本人が言う「正当化」とはニュアンスが違う気がします。
--- ここまで ---

この時点では、何となくこの歌詞を「正当化」と訳することに違和感を覚えつつもうまく説明できなかったのですが、そんな時にちょうどこちらの知人から「目に止まった記事があった」と以下のような画像とともにメールをもらいました。

--- ここから ---



















私の関心を惹いた点は雪隠ではなくて、「日本人は自分たちの国や社会を否定的に語るのが好きな国民だ。」というフレーズです。ポジティブシンキングの塊で建国の苦難を乗り越えてきた、自分の国が好き好きででたまらない人たちの目には、恐らくそのように映るのでしょう。
--- ここまで ---


うーーんなるほど…と深く考えさせられましたね。
つまりアメリカ人は何に置いても自分たちを肯定的に語ることがまず最初に来るんだな、と。
例えば上記の上司の歌詞の例だと、日本人的には「自分的には後ろめたいけど運命と神様がこう言ってるからきっと正しいんだ、良かった」みたいなニュアンスになるのに対し、アメリカ人的には「ほらね、自分の正しさは運命と神様も証明してくれてるでしょ」みたいなニュアンスになるような。
(歌の雰囲気と私の和訳がマッチしてないのはご容赦を…)

今日、友達の書いた文章に、まさしくこれを表すjustifyの使い方がありました。#文章の内容はチームのモラルとかモチベーションの測り方に関してです。

--- ここから ---
One team he mentioned would have everyone write down a number for their morale in a weekly status meeting, and then everyone held up their number at the same time.  Then they would go around and every team member would justify their answer with a sentence or two rationale.

--- ここまで ---

彼らは自分の意見を言う際には「自分は絶対正しい!」という思いがあり、相手にそれを説得するために根拠(rationale)を用いて説明するのです。
それを「justify」と呼んでいるわけです。
日本にはそもそもそういう概念がないので、ピンとくる日本語が存在しないんですよね。

なんていうか、人の性格とか考え方って育つ環境で変わると思っているのですが、「言葉」ってその環境のものすごく大きい一環なんだなぁと思った一件でした。

#Sさん、無断転載させていただきました、すみません。興味深いメールありがとうございました(^.^)

サバイバル

2010/02/19

休校の皺寄せがキテます。
あと2週間で春休みなので、それまで何とか走り抜けよう!!みたいな根性論になりつつある。
春休み前にある課題⇒
・AnalysisとArchitectureルーチンの宿題(リーディングをこなして毎回2~4ページ程度の小レポートを書く):計3つ
・Architectureのプロジェクト実装とレポート
・Communicationの1000語前後のレポート
・Engineering Complex Systemsのプロジェクト(実装とデモ)
・Studio Projectの中間発表会
これでもAnalysisのプロジェクトとEngineering Complex Systemsの中間試験が春休み後に延期になったので大分楽になりました…。(この子たちがスケジュール通り春休み前になってたら、本気で生きていけなかったと思う)


こう忙しいと徐々に細かいことに気が回らなくなってきます。
今朝、日本の親からきたメール:
「クレジットカード会社から代金未払いの通知が来てますけど」
げっ。
そういやヨーロッパで日本のクレジットカード沢山使ったなぁ… そして引き落とし口座に全然お金入れてなかったなぁ……
ということで急いで他の口座からお金を振り込んだけど、これでブラック歴(?)に一つレコードが残ってしまうのではないかと悲しい気持ちでいっぱいです。

そして先週やたらFedEx(日本の佐川急便みたいなもの)から不在通知が来ていたのですが、どうせ会社からのどうでもいい書類だろう(よくFedExで来るのです)と思って放置していたら、なんとそれがamazon.co.jpで頼んだ日本語のCとC++の本だったことが判明。
昨日までピッツバーグのFedExで保管してる、というメールに昨日の晩気付いたため今日の昼過ぎに電話してみたのですが、「もう日本に送り返しちゃった」というつれない返事…。
そしてなんと配送料は返金されないらしいです(T_T) #配送料だけで4000円ぐらい
もう一度頼もうか本気で悩んでます。あぁ~。
しかしアメリカ対応悪いのに何でamazonの本の返却はこんなに素早いんだ!!

また休校

2010/02/10

もう3日目。
今日は再び雪が激しく降っており、また積もりそうな予感…。
何か、ここまで学校がないと、本当になにしていいのか分からず不安です。
普段オニのように宿題が出ていて辛かったですが、実は生徒の自主性に期待せず、とりあえず何も考えさせず宿題をこなさせることによって成長をはかる作戦だったのだと今更ながら実感しました。
ありがたいわぁ。

そしてもうひとつの不安は春休みがキャンセルされるのではないか、ということ。。。
もうNYへのフライト予約したのに~。

休校

2010/02/08

大雪のおかげ(?)で今日は学校がお休みです。
そしてなんと明日もお休みになりました(笑)

今日は家から届いた荷物を郵便局に受け取りに行くべく友人に車を出してもらったのですが、こんな都市部でも車が雪に埋もれて動けなくなり、近くにいたナイスガイズに車を押してもらって何とか雪から抜け出すというアクシデントがありました。

ということで、正直、学校からめっちゃ近くに住んでいる私としては別にこの雪のせいで通学に支障があるということもないのですが、教授やスタッフ等学校から離れたところから車で来ている人のことを考えると休校という結論になるのでしょうね。


そんなわけで今日の午後は日本からの荷物に入っていた「ちはやふる」を読むことに精を出して終わりました。(ありがとう、ママ!)
やっぱり日本の漫画は最高だ~日本帰って漫喫行きたい~~!!

でもそろそろ現実逃避をやめて勉強始めます…。

続・大雪

2010/02/07

なんとピッツバーグ史上でも歴史的な大雪っぽいです。
Largest snow storms: 歴代4位!?
 http://www.erh.noaa.gov/pbz/tsnow.htm

しかし雪に慣れている街なのか、昨日の午後には(一応)外出ができました。
サブウェイに行ったのですが、通りのお店が軒並み閉まっていてサブウェイのみ営業中という状態で、めちゃくちゃ混んでました。
今日のランチは・・・ 別のお店開いてるといいなぁ。

初の大雪@ピッツバーグ

2010/02/06

いや~すごいすごい。
おそらく30センチは積もってます。

↓部屋から外を撮った写真

↓マンションの1階で外を撮影


これでは外に出られない…。
昨日のうちに食べ物を買い込んでおくべきでしたが、昨日は先週一週間を乗り切ったことに心底満足しつつ疲れはてて帰ってきたため、ここまで頭が回りませんでした(T_T)
とりあえず家にお米が1合あったためそれを炊いて、ふりかけとサキイカ(おやつ用に買ってあった)で朝ごはんを済ませましたが…昼と夜を生き延びられるのだろうか。。。

コードが綺麗だ…

2010/02/02

今日はArchitecture of Software Systemsの紹介。
この授業は、そもそもシステムアーキテクチャとは何なのか?という話から始まります。
アーキテクチャはある理由(アーキテクチャドライバと言います)に基づいたシステムの構造であり、その理由というのは①機能要件、②品質特性、③ビジネス/技術制約 となってます。
機能要件とはいわゆるアプリケーションの要件(例えばこんな画面がほしいとか、こんな帳票を月次で出したい等)。
品質特性とはパフォーマンスや拡張性、メンテナビリティ等の「ソフトウェアの機能としては現れない要件」。
ビジネス/技術制約とは、我々が設計をするより前に決まってしまっている制約で、例えば「既存のサーバを使う必要がある」「社内のライブラリを再利用する必要がある」など。
これらのアーキテクチャドライバというのは、一つを優先すると一つが損なわれる可能性があり、互いに影響しあうものなので、システムを作り始めた時にちゃんとそれらの優先順位をつけて、ステークホルダーに承認してもらう必要があります。
そしてシステムの設計初期段階でこれらを満たす大きな枠組を構築(設計)しておかないと、後々困ったことになりますよ…というお話です。
で、それをどうやって構築すれば良いの?ということを学んでます。

さて、今はそのアーキテクチャクラスでグループプロジェクトをやっています。
初のプロジェクトは、とある企業のビジネス要件を提示され、この企業のアーキテクチャドライバーは何か?を押さえた上で既存のシステムをどのように拡張するかというものです。
#明日提出なので今レポート書いてました。辛い。。
で、このプロジェクトでは実際にコーディングもします。
私はあまりコードにタッチしたくなかったので他のメンバーにおまかせしていたのですが…、
出来上がったコードを見ると本当~にきれい!!!
何と言うか、美しいコードだなぁと思ってしまうのです。
(またギークっぽい話ですが)
正直、会社にいた頃こんなに美しいコードを書ける人は一人か二人ぐらいしか知りませんでした。
しかしCMUでは普通の学生がちょいちょいっとこんなコードを書けてしまうのね…と衝撃を受けました。
おそらくみんな当然のようにデザインパターンとか学んで当然のようにそれを駆使してきたのでしょう。
こんなコードを見ていると、あぁ、やはりコーダーにはなれない(この次元では勝負にならない)と痛感してしまいます。

アーキテクチャの授業なのに実装で衝撃を受けるとは思わなかったな…(苦笑)
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